ルポルタージュ 
研究所 
Reportage Laboratory Co. Ltd. 
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 ルポルタージュ研究所とは?
設立の趣旨

〜 ジャーナリズムを守るための新たなビジネスモデル 〜

  高額の広告掲載を前提としたマスコミや企業ジャーナリズムのビジネスモデルは今、崩壊し始めています。

何の手も打たなければ、新聞、テレビ、出版といったマスコミの未来の姿は恐らく「ラジオ」のようになるでしょう。縮小・均衡し、 やがては「マス」の看板の外れた「並みのメディア」となって安定してしまうのではないかと、私達は危機感を抱いています。中には、21世紀に生き残れず、淘汰されるメディアもあるかもしれません。

となれば、そのマスコミに寄稿してなりわいを得てきた作家や記者のビジネスモデルのほうが、先に崩壊するのは必然です。実際、その兆しはすでに現れ、現実の問題となりつつあります。

しかし、ジャーナリズムが不要になったわけでもルポが不要になったわけでもないと、私達は信じています。時代の要請として、新たなビジネスモデルの構築が必要なのです。

そのひとつの可能性を探る実験として、「ルポルタージュ研究所」(略称「ルポ研」)を設立することを決意しました。
 「ルポルタージュ研究所」の理念
  21世紀にデジタルの電子媒体がいくら世を席巻しようと試みようとも、本や雑誌の「紙媒体」は決してなくならず、生き残り続けます。

すべての媒体がパソコンやインターネットに代替されるはずがありません。

私達ルポルタージュ研究所が「ルポルタージュ」と呼ぶものは、次の6条件を満たす記事であり、番組です。

■事実に忠実である「ルポルタージュ」。
■脚色や誇張をしない「ルポルタージュ」。
■ウソをつかない「ルポルタージュ」。
■人の役に立ち、ためになる「ルポルタージュ」。
■ズルを許さない「ルポルタージュ」。
■問題解決のための緒(いとぐち)を探り出すための「ルポルタージュ」。
 
 プロフィール
 明石 昇二郎(あかし しょうじろう)
1962年、東京都出身。
ルポライター、ルポルタージュ研究所 所長。

1985年東洋大学社会学部応用社会学科マスコミ学専攻卒業。
1987年『朝日ジャーナル』に青森県六ヶ所村の「核燃料サイクル基地」計画を巡るルポを発表し、ルポライターとしてデビュー。その後、『技術と人間』『フライデー』『週刊プレイボーイ』『週刊現代』『サンデー毎日』『週刊金曜日』『週刊朝日』『世界』などで執筆活動。
ルポの対象とするテーマは、原子力発電、食品公害、著作権など多岐にわたる。築地市場や津軽海峡のマグロにも詳しい。
フリーのテレビディレクターとしても活動し、1994年日本テレビ・ニュースプラス1特集「ニッポン紛争地図」で民放連盟賞受賞。
2004年より日本テレビ・きょうの出来事で「カネミ油症」特集を7回にわたって制作。カネミ油症被害者を長年苦しめてきた国への「仮払金返還」問題をテレビで初めて取り上げた。2007年には日本テレビ・NNNドキュメントで「覚めない悪夢 カネミ油症39年の空白」を制作。
2008年『週刊プレイボーイ』誌上で、クレジットカード会社やサラ金業者から自力で過払い金を回収する模様をレポートした実践ルポ「貧者の埋蔵金・過払い金を奪還せよ!!」をシリーズ連載。連載は集英社より単行本(『過払い金を取り戻せ!!』)にもなった。
2009年米国のグーグル社が引き起こした世界規模の著作権侵害事件「グーグルブック検索和解」事件で、一被害者として単身、グーグル社に立ち向かう。この事件を扱った『週刊プレイボーイ』での連載は集英社新書より出版(『グーグルに異議あり!』)されている。
2010年「ルポルタージュ研究所」を設立。


著作
*『ニュークリア・レインのあとに―ぼくのルポルタージュ実習―』(1987年、白水社)
*『六ヶ所「核燃」村長選―村民は選択をしたのか―』(1991年、野草社)
*『一揆―青森の農民と「核燃」―』(高橋宏氏との共著。1992年、築地書館)
*『敦賀湾原発銀座〔悪性リンパ腫〕多発地帯の恐怖』(1997年、技術と人間)
*『責任者、出て来い!』(1999年、毎日新聞社)
*『シミュレーション・ノンフィクション 原発震災』(編著。2001年、七つ森書館)
*『愛と希望のルポルタージュ―明石ジャーナル―』(2002年、七つ森書館)
*『黒い赤ちゃん―カネミ油症34年の空白―』(2002年、講談社)
*『原発崩壊―誰も想定したくないその日―』(2007年、金曜日)
*『過払い金を取り戻せ!!』(2009年、集英社)
*『長井健司を覚えていますか―ミャンマーに散ったジャーナリストの軌跡―』(2009年、集英社)
*『グーグルに異議あり!』(2010年、集英社)
*『原発崩壊 増補版-想定されていた福島原発事故』(2011年、金曜日)
*『原発の闇を暴く』 (広瀬隆氏との共著。2011年、集英社新書)
*『食品の放射能汚染 完全対策マニュアル』 (水口憲哉氏との共著。2011年、別冊宝島)
*『福島原発事故の「犯罪」を裁く』(広瀬隆氏、保田行雄氏との共著。2011年、宝島社)
*『敦賀湾原発銀座 [悪性リンパ腫]多発地帯の恐怖』 (改訂・増補版。2012年、宝島SUGOI文庫)
*『ハンディ版 食品の放射能汚染 完全対策マニュアル』 (水口憲哉氏との共著。2012年、宝島社)
*『刑事告発 東京電力-ルポ福島原発事故』(2012年、金曜日)
*『食品の放射能汚染 完全対策マニュアル2』 (たんぽぽ舎との共著。2012年、別冊宝島)
*『「最悪」の核施設 六ヶ所再処理工場』(小出裕章氏、渡辺満久氏との共著。2012年、集英社新書)
*『強制起訴: あばかれた東電元最高幹部の罪』(Kindle版。武藤類子氏、海渡雄一氏との共著。2015年、金曜日)
*『マイナンバー』(Kindle版。2017年、金曜日)
*『福島県では原発事故以降、がんが多発している: 〜「全国がん登録」データによる検証〜 』(Kindle版。2022/12/22、Level7 books)
*『あなたが困った時に「ルポルタージュ」が役に立つ』(Kindle版。2022/10/8、ルポ研 books)
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